安全に精密機器を運ぼう
精密機器っていったい何?
みなさんは精密機器と聞いてどんなイメージが思い浮かびますか?
精密機器とはその名の通り、繊細な部品で作られた高度な機械製品のことです。
昔は、時計やカメラ、オルゴールなどが精密機器の代表と呼ばれていましたが、現代では、医療用や工作用の測定機器や光学機械など、さまざまなジャンルに精密機器が使われています。
精密機器は、ハイテク技術を使ったとても高度で細かい作りをしています。
その生産には高度な加工技術と質のよい、きれいな水が必要です。
なので、精密機器は主にスイスやドイツなど、ヨーロッパを中心に数多く生産されています。
ちなみに、日本でも長野県など水がきれいな地域では精密機器の生産が盛んな地域があるんですよ。
私たちの身近にもある!
最近、日常生活において精密機器は欠かせないものになっているってご存知でしたか?
精密機器というと理科学実験で使うような顕微鏡など生活になじみがないものを想像するかもしれませんが、私たちが日常よく使う機械の多くは精密機器の仲間だといわれています。
たとえば私たちが普段使っているゲーム機やミシン、冷蔵庫。
これらは精密機器の代表格といっていいでしょう。
さらに病院などでよく見かける心電計やMRI、会社でよく使っているプリンターやパソコンのキーボード、ディスプレイも立派な精密機器といえます。
このように、私たちの生活には精密機器があふれています。
もはや、私たちの生活は精密機器なしでは成り立たないものになっているのです。